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複線間隔見直し・ポイント改造実施2 [改造]

お待たせいたしました♪
ポイントの改造がかなり進んだところで
走行試験までのマイナー作業です。
端数レール作成と電気系統のアレコレ・・

Nゲージレイアウトを作ったことのある方なら
ほぼ皆さん苦労したことのある電気系統ですが、こいつは厄介です。
レールの左右に電圧をかけることは言わずと知れているのですが
説明書によると・・「+側」と「-側」と「無電」の
3種類の電位状態があるようです。
これってどう言うことなんでしょうかね?
解りやすく言うと「-側」といった方が良いと判断されたんでしょうか
普通・・「+側」レールに対して「0ボルト(G:グラウンドアース)」があれば良いので
考え方によっては誤解を招きそうな表記ですね。

さて、車両が脱線しない代わりに、話の方が脱線してしまいました。

え~確認すると、信号所の片渡り×2の走行パターンは三パターン。
電源となるパワーパックは二つ。
走行は当然、登り(“上り”の意味とは違いますね)下りの入換運行をします。
今のところ自動運転ユニットの採用はしません。・・したいのはヤマヤマだけど
レイアウト内にエンドレスラインを設けておいてそれに甘んじておきます。(^^;

走行パターンとギャップの位置から給電位置は
本線側の上下と、信号所側の上下の4箇所でとりあえず
それぞれのレール間にギャップを設けなければなりません。
忘れてはならないのは、画像の紙中央上側の部分にも給電が必要です。
ポイントの接合部分は両方のギャップになっているのでそのまま。
直線側のレールにはどこにもギャップがないので別途必要と判明し入手。
手元にあったフレキシブルレールを約55mmでカットして、接合準備完了です♪

先ずはポイントレールを向かい合わせて、切削に過ぎた部分とニラメッコです。
この穴・・クセ者です。裏にある操作桿の動きが丸見えになってるんです。
この部分にバラストを落としてしまうと、動作不良は免れません。
・・・じゃ、穴埋め作業と接合を同時にサッサと済ませましょう!

工具プラケース内の奥底にいつのものか不明な瞬間接着剤があったので
処分を兼ねてそれを使います。(冷蔵庫保管が吉ですがそれでも2年が限界ですね)
瞬間接着剤は老舗のアロンアルファですが、キャップが開きませんっ!!
苦労して開けても使えるか微妙な雰囲気でしたが、経年劣化による絶妙な粘度が
ありがたかったです。よく考えると、瞬間接着剤の作業は数年ぶり・・。
指とケースがくっついてしまったり、キャップとマットがくっついたり・・・

前職(家具職人)だったころは業務用のでかいボトル使っていたので粘度が高めで
量販店で入手できるものに比べると使いやすかった事を思い出しました。

ポイントの対になる部分さえ固定できてしまえばそれを直につないでみて
孤立してしまう線路を準備したフレキシブルレールでつなぎます。

この画像の線路の空いた部分のことですが、実は設計上の長さ53mmより
実際は2mm短く、準備しておいたレールを4mmほどカットしなければなりませんでした。
削るが早いか、切るのが早いか・・結局ルーターでガー!っと削りました。
テーブルは金粉蒔いたようになってしまいました。さすが金箔の金沢!

ギャップジョイナーをはさみ込んで通電走行開始です。
・・・なんですか?文章の長さのワリには作業解説少ないですか?
まぁ、苦労が無いと記憶にも無いのでヨシとして下さい。m(--)m
あ・・ポイントレール同士が直つながる部分にも給電が必要です。
つまり、上の画像の右上部分です。
見てくれを重視する為に裏からアクセスしようと、
ニッパーでガジガジやってみましたがそれこそ分解しそうだったので
あきらめてジョイナー箇所の大外から大胆にハンダ付けです。
レール側の熱容量が大きい為、ハンダの付き具合が悪そうなので
ジョイナー単体でやりたいところですが・・プラスチック類のなかでも
“ABS樹脂は熱に強い方だ”と言う経験上の思い込みを過信して
そのまま着工です。

ハンダ付けの基本は熱をしっかりかけて短時間で載せる!
ヘタな電化製品の基盤を見るとダンゴ状の“くすんだ”光沢無しのものが
たまにありますが、それではダメです。冷えてからポロッと逝っちゃいます。
下地処理としてハンダ付け箇所をルーターで削り、用意したフィーダー線の
束線側にハンダを付けておきます。
付ける側(電線)と付けられる側(レール)の両方に
ハンダをあらかじめ付けておくわけですが
先に電線にだけ付けておいて接合時にレールを
イチイチ熱さない様に、同時に施工します。

レールと電線の接続位置をシュミレートしながら、二つしかない手で
電線、ハンダ線、ハンダコテ、の3つをすばやく支持してやる練習を数回行って
作業開始です。・・ハンダ付け作業はこの練習の時点でホボ決まると私は思っています。
予想通り!レールの熱容量が大きくコテを当てても中々ハンダは融解しません。
しまいには道床の一部がブツブツ♪と煮立ってきてしまいましたが
どうすることもできません。トコトンまで煮立ててやりましょう!
で、サッサとハンダを載せて、電線をくっ付けてハンダが十分に融解して
一体化する瞬間を待ちます。(キラリ☆とした金属光沢が出たらOK)
すぐにコテを離してフーフーします。 フーフー♪電線被覆と道床がヨレヨレです。

トレーラー車を走行させてみて台車や車輪と干渉しないことを確認してみて
干渉箇所はルーターでガリガリ。今度は銀粉です☆ ( ̄∀ ̄)
出来栄え、素晴らしいですね♪電線を引っ張っても取れません。(当然)

では、お待たせいたしました!通電走行試験開始です。

複線間隔を短縮するのが目的なので、全てのフィーダー取り付け方向を揃えると
直線のレール配置ではフィーダーが挿せませんっ!!(嬉しい悩み)
なのでテスト走行用にカーブレールを使って試験します。

長い道のりでしたが、あっけなく試験合格。
その様子といったら・・・ウフ☆( ̄∀ ̄)
それはそれは、30代の大の大人がする表情ではありませんでしたトサ。


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コメント 2

りょう

図面までしっかり起こして工法計画を立てて実践しているところを見習いたいです。
私はほとんど現合です。
狙い通りに決まると歳がいくつであろうと子供にはしゃぎたくなりますよね。
by りょう (2007-06-05 12:51) 

D-MIURA

いやはや、こちらにもいらっしゃいましたか(^-^)
勢いで全てを乗り切っているので、立案→計画→実施→問題発生→対処・・の作業工程通りに行った方が整理されていて結果がまとまりやすい性格なのです。これぞ職業病と言いますが。
もちろんコチラの現状は、作成初期段階ですので現合の個所もこれから多く出てくると思ってますよ。現合こそバッチリ合うと危ないです・・ドタバタはしゃいで、冷たい視線を浴びる・・と。(^^;
by D-MIURA (2007-06-05 21:28) 

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