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複線間隔見直し・ポイント改造計画 [改造]

常日頃から、「複線間隔のゆったり感」が気に食わなかったんです。
とは言え、メーカー製のポイントを使わざるを得ない状況では
そうそうやたらと独自の複線間隔にはできませんです、ハイ。
カクカクシカジカ、ポイントの改造に着手することとなりました。

登山鉄道の名所としてスイッチバックがあります。
もちろん、レイアウトに取り入れるべくして計画を立てていますが
TOMIXのポイントを使用するとなるとサイズが気になります。
ミニカーブに対応したミニポイントも、それに準じたY字ポイントも
製品化されていますが、どうしたものか走行にギクシャク感があるんです。

運が悪いことに、幾つか入手した新品ミニポイントのうち
2個の電気的不具合が気になって、裏の基盤を外してみてビックリ。
通電ラインのプリント部分と、その接点が酸化被膜でカペカペ。
サイズ的にかなり無理している様子もうかがえ、
見なきゃ良かった感が強烈に印象づいてしまいました。(^^;
どこで入手したか記憶にないですが、保管状況の悪さが容易に想像つきます。

こんなんじゃ、バラスト固定のボンドが怖くて使えません。

比較の為にレギュラーサイズのポイントも分解してみて
その差を確認。当然、ゆったりと作られていて接点その他動作クリアランスも
必要にして十分のご様子。しかし、片渡り線×2を必要とするレイアウトと
3両編成対応の夢を実現するためには、このサイズ(直線方向140mm)では無理。
無理とわかると、どうしても実現させたくなる
負けず嫌いの性格の悪魔が耳元でささやきます。

切っちゃえヨ!

ま、やってみましょう!と言うことで、できるかどうかのシュミレーションを兼ねて
ノギスとポイントを片手にCADで製図です。
ちなみに製図はあまり好きではないですが、商売柄お手の物です。
使用するポイントはR280の30°でとりあえず妥当でしょう・・との事で進めます。

現物製品図面が出来たところで、CAD上でお互いを向かい合わせて
切断ラインの選定です。金属レール部分をカットすることはできるだけ避けたいので
ギャップのプラスチック部分を結ぶラインが候補となります。
これでカットすると、複線間隔は・・・・約25mm。
TOMIXの標準複線間隔は37mmなので、かなりの短縮化が見込まれました。

資料のDVDや冊子を見てみると、隣り合ったレール間が
そのゲージとほぼ同等な事が解ります。
・・・となると、Nゲージ上ではお互いの道床同士をくっつけた寸法ですね。
つまり複線間隔は18mmでなければなりません・・・・!
いや、それは無理です。・・今のところ悪魔のささやきは聞こえません。(^^;

と、言う事で25mmの複線間隔で決定です。
「いやまだまだだね!」と言う悪魔もいないわけではありませんが
これ以上切詰めると、ポイント動作のリンク桿(棒)の加工まで必要ですので
限界と思って間違いないです。ましてや、金属のレールを切断することになると
ノコギリのギーコギーコではバラバラになりそうで怖いです。

吟味の結果、双方片渡りのポイント個所総延長は
ポイント本体140mm + 50mm + ポイント本体140mm = 330mm
となりました。当然、登り線側は ポイント本体140mm×2 で 280mmです。

さて、レイアウト上でのコントロールに重要な電気的なつながりを
精査すべく、ポイント接合のCAD図上で4つを組み合わせて
プリントアウトしておきます。
あとは、給電とギャップの位置を走行パターンとレールの接点を踏まえて
パターン化して計画するだけ、色鉛筆必須です。

列車走行パターンを洗い出してしまえば、工作作業に移れますね♪
・・ナニナニ、双方入線+登り出線+下り出線の三パターンしかないです。
楽勝!

本日これまでっ!


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