エッチングキット初組上げ1 [車両]
エッチングの車体キットを組上げることにしました。
ハンダコテを触るのには慣れていますが、
途中で写真を撮ったり洗ったりが面倒なんです。
架線柱のオーダーもあるので、サクサク進めます。
「おぉー!ついにモハ2に着手か!?」と
期待された方、ごめんなさい。
いきなりはムリです(^^;
なので、練習台の新貨車工房さんの「協三工業タイプ20tスイッチャー」です。
そりゃー、いくらなんでもいきなりモハ2で失敗覚悟はキツイでしょう(爆笑)
てなワケで、雪がバンバン振る年末にハンダコテをにぎります。
コテは4本もってますが今回は架線柱でいつも使っている
大洋電機さんの60Wタイプです。
でっかい100Wクラスでも良いんですが、コテ先が大きかったりするので
60Wでも細身の大洋電機さんので十分です。
フラックスは液体とペーストの2種類を使い分けてます。
細かくてコテが入らない・・・だとか、大きくて熱量が足りない・・・
なんかの対策にペンタイプのガスバーナーを2本もっていますが、
結局一回しか使っていません。
さて、予習をネット上の先輩方のブログでしたところ
モーターの結線極性が反対だとか、説明書の山折り、谷折りの表記にミスがあるだとか
厄介なことが書いてあったので、じっくり見てイメージをたくさんして臨みました。
パーツの切り出しには内装用の薄刃カッターを使って
なるべく押さないようにしましたが、ヤスリを使えば
多少のことはなんてことないですね。
で、説明書の通りにパーツ記号をマジックで書き込んで
順番に切り出しました。
まず、パーツaとbの組立て・・・
これの組立てについての説明書の表現に??でした(^^;
私の記事で勉強される方は画像をじっくり見てイメージしてください。
エッチングで溝が掘られた線を内側にした谷折りです。
組み合わせると、こうなって・・・センターの溝に
このシャフトが入ります。
しかし、オモリのナマリを横着して折り曲げた私は、シャフトに接触して
回転抵抗を発生させてしまいました(^^;
なので、説明書のとおり上手くカットして入れましょう。
さらに、私は”ネジキリ”を事前にしなかったので、この段階で非常に困りました。
付属のビスで”折り曲げる前に”さらっておきましよう♪
実にこのパーツa、bの組み合わせに「精度が重要!」・・・なんて
説明書にデカデカと書かれていたのでビビっていましたが、あとの作業で
パーツcとdがコレに乗っかるところで、合わせ誤差(cとdの折り曲げ方)による
影響の方が大きいと私は思っています。
とは言え、この程度の作業で横着せずちゃんと折り曲げて四角くすれば、
勝手に精度よく組みあがっちゃいます。(^-^)
で、動力を内臓させないとスイッチャーとして面白くないので
手元にあまっていた(?)Bトレ動力からモーターとギア付き車輪を拝借。
ついでに、今ハヤリのウェザリングソリューションで黒染めしました。
手前のギア付きがソレですが・・・よくわかりませんね(爆笑)
ま、現物は程よくオイル+ダストまみれっぽく黒いです。
で、説明書どおりにさっきの組上げたパーツaに落とし込んで・・
下からフタします。
と、説明書にはサラリと書かれていますが、フタになるパーツは
記号とかでは指示されてなくて、しかたなく想像で探し出しました。
ちなみにこのパーツも車輪と同様に既に黒染めしてあります。
その後、シャフトをセンターに落としこむ(挟み込む)のですが、これがカタイ!
もうね説明書どおりに「指で押す」なんてレベルではないですね。(^^;
曲げてしまわないように、親指のツメをまっすぐに切って押し込みました。
入ってしまえばスルスルと軽やかにまわります・・・・
中に入れたオモリが邪魔をしなければね(^^;
次は集電を兼ねた台車パーツです。
パーツ記号ではcとdのペアで何となく左右対称になってますが
集電した電気をモーターに渡すためのツメが非対称です。
これが折り曲げて「板バネと軸受け」のディテール表現に
厚みをつける作業ですが、あらかじめ薄くハンダをメッキしておいて折り曲げてます。
そうすれば、折り曲げてカタチを調整してからハンダ固定できます。
メッキは薄くしておかないと、折り曲げて張り合わせるのが出来なくなるので
事前にハンダ吸収線(網状のヤツ)を準備しておけば、団子になっても
吸い取ってやれば勝手にメッキ状に薄く残ってくれます。
で、cを折り曲げてハンダした後dの着手前です。
で、で、d側もハンダで固定して、例の黒染め・・・・いやー便利便利!
見事に真っ黒。
先のパーツa、bに組み付けるために直角に折り曲げて・・・
以上のパーツ郡を組み合わせる前の勢ぞろい記念写真。
この状態で奥のパーツc側(非公式側!?)とセンターのパーツaとbがビスで固定されるので
電気的には同位・・・同じ極性になるわけです。
反面、手前側のパーツd側(公式側!?)が絶縁シールを挟んでゴム系接着剤で
固定するので、ショートさせないための絶縁シールをしっかり理解して貼ります。
説明書には追加の紙切れ注記もあって、「コレをあーしろだのこーしろだの」
もうイロイロ書かれ過ぎてドキドキしますが、シールに書かれている外形線だけで
イメージした方がすんなり簡単です。
こいつがモーターの台枠です。車体の前後にはバンパー?が付くのですが
両サイドはそのまま見えるので折り曲げの溝スリットになっているところを
ハンダでちょっと埋めました。もちろんヤスってキサゲて角をだしましたが
途中で「あんまり綺麗にすると面白くない・・・錆びてヘロヘロも良いな」と言うことで
ちょっとヘロヘロにしました。で、モーターを抱えて記念撮影。
台車側をビス止めして合体すると・・・・
こうですが、極性が反対とのことなので説明書どおりにはモーター結線してません。
最終的に走行テストと分解が必要だったりすると厄介になるので
カタチを先行させてココは保留としておきます。
あとで室内を加工するかもしれませんからね・・・?
つづく
ハンダコテを触るのには慣れていますが、
途中で写真を撮ったり洗ったりが面倒なんです。
架線柱のオーダーもあるので、サクサク進めます。
「おぉー!ついにモハ2に着手か!?」と
期待された方、ごめんなさい。
いきなりはムリです(^^;
なので、練習台の新貨車工房さんの「協三工業タイプ20tスイッチャー」です。
そりゃー、いくらなんでもいきなりモハ2で失敗覚悟はキツイでしょう(爆笑)
てなワケで、雪がバンバン振る年末にハンダコテをにぎります。
コテは4本もってますが今回は架線柱でいつも使っている
大洋電機さんの60Wタイプです。
でっかい100Wクラスでも良いんですが、コテ先が大きかったりするので
60Wでも細身の大洋電機さんので十分です。
フラックスは液体とペーストの2種類を使い分けてます。
細かくてコテが入らない・・・だとか、大きくて熱量が足りない・・・
なんかの対策にペンタイプのガスバーナーを2本もっていますが、
結局一回しか使っていません。
さて、予習をネット上の先輩方のブログでしたところ
モーターの結線極性が反対だとか、説明書の山折り、谷折りの表記にミスがあるだとか
厄介なことが書いてあったので、じっくり見てイメージをたくさんして臨みました。
パーツの切り出しには内装用の薄刃カッターを使って
なるべく押さないようにしましたが、ヤスリを使えば
多少のことはなんてことないですね。
で、説明書の通りにパーツ記号をマジックで書き込んで
順番に切り出しました。
まず、パーツaとbの組立て・・・
これの組立てについての説明書の表現に??でした(^^;
私の記事で勉強される方は画像をじっくり見てイメージしてください。
エッチングで溝が掘られた線を内側にした谷折りです。
組み合わせると、こうなって・・・センターの溝に
このシャフトが入ります。
しかし、オモリのナマリを横着して折り曲げた私は、シャフトに接触して
回転抵抗を発生させてしまいました(^^;
なので、説明書のとおり上手くカットして入れましょう。
さらに、私は”ネジキリ”を事前にしなかったので、この段階で非常に困りました。
付属のビスで”折り曲げる前に”さらっておきましよう♪
実にこのパーツa、bの組み合わせに「精度が重要!」・・・なんて
説明書にデカデカと書かれていたのでビビっていましたが、あとの作業で
パーツcとdがコレに乗っかるところで、合わせ誤差(cとdの折り曲げ方)による
影響の方が大きいと私は思っています。
とは言え、この程度の作業で横着せずちゃんと折り曲げて四角くすれば、
勝手に精度よく組みあがっちゃいます。(^-^)
で、動力を内臓させないとスイッチャーとして面白くないので
手元にあまっていた(?)Bトレ動力からモーターとギア付き車輪を拝借。
ついでに、今ハヤリのウェザリングソリューションで黒染めしました。
手前のギア付きがソレですが・・・よくわかりませんね(爆笑)
ま、現物は程よくオイル+ダストまみれっぽく黒いです。
で、説明書どおりにさっきの組上げたパーツaに落とし込んで・・
下からフタします。
と、説明書にはサラリと書かれていますが、フタになるパーツは
記号とかでは指示されてなくて、しかたなく想像で探し出しました。
ちなみにこのパーツも車輪と同様に既に黒染めしてあります。
その後、シャフトをセンターに落としこむ(挟み込む)のですが、これがカタイ!
もうね説明書どおりに「指で押す」なんてレベルではないですね。(^^;
曲げてしまわないように、親指のツメをまっすぐに切って押し込みました。
入ってしまえばスルスルと軽やかにまわります・・・・
中に入れたオモリが邪魔をしなければね(^^;
次は集電を兼ねた台車パーツです。
パーツ記号ではcとdのペアで何となく左右対称になってますが
集電した電気をモーターに渡すためのツメが非対称です。
これが折り曲げて「板バネと軸受け」のディテール表現に
厚みをつける作業ですが、あらかじめ薄くハンダをメッキしておいて折り曲げてます。
そうすれば、折り曲げてカタチを調整してからハンダ固定できます。
メッキは薄くしておかないと、折り曲げて張り合わせるのが出来なくなるので
事前にハンダ吸収線(網状のヤツ)を準備しておけば、団子になっても
吸い取ってやれば勝手にメッキ状に薄く残ってくれます。
で、cを折り曲げてハンダした後dの着手前です。
で、で、d側もハンダで固定して、例の黒染め・・・・いやー便利便利!
見事に真っ黒。
先のパーツa、bに組み付けるために直角に折り曲げて・・・
以上のパーツ郡を組み合わせる前の勢ぞろい記念写真。
この状態で奥のパーツc側(非公式側!?)とセンターのパーツaとbがビスで固定されるので
電気的には同位・・・同じ極性になるわけです。
反面、手前側のパーツd側(公式側!?)が絶縁シールを挟んでゴム系接着剤で
固定するので、ショートさせないための絶縁シールをしっかり理解して貼ります。
説明書には追加の紙切れ注記もあって、「コレをあーしろだのこーしろだの」
もうイロイロ書かれ過ぎてドキドキしますが、シールに書かれている外形線だけで
イメージした方がすんなり簡単です。
こいつがモーターの台枠です。車体の前後にはバンパー?が付くのですが
両サイドはそのまま見えるので折り曲げの溝スリットになっているところを
ハンダでちょっと埋めました。もちろんヤスってキサゲて角をだしましたが
途中で「あんまり綺麗にすると面白くない・・・錆びてヘロヘロも良いな」と言うことで
ちょっとヘロヘロにしました。で、モーターを抱えて記念撮影。
台車側をビス止めして合体すると・・・・
こうですが、極性が反対とのことなので説明書どおりにはモーター結線してません。
最終的に走行テストと分解が必要だったりすると厄介になるので
カタチを先行させてココは保留としておきます。
あとで室内を加工するかもしれませんからね・・・?
つづく
2010-12-27 23:35
コメント(2)
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遂に始動かと思っちゃいました。(^^;
練習とは言え、ずいぶん小さいキットですね。
逆に難しかったりして。(笑)
時間が出来れば、正月休みに1台くらいは作りたいところです。
by 江ノ字 (2010-12-28 08:35)
江ノ字さん おはようございます!
遂に!・・は次の記事の最後にチョットあります。
確かに、かなり小さいので参りました(^^;
正月休みはどうしよう・・・(^^;
by D-MIURA (2010-12-28 08:50)