レール選定会後 試作2 [宮ノ下セクション]
試作だとか実験だとかでお茶を濁すのは大好きです。
勉強嫌いなのに実験が好きなヤツ、クラスに一人はいたはずです。
その一人が私、特に化学の実験・・「○○を5ミリリットル・・バーナーで・・」なんての。
化学式なんかアタマには無いですが、バーナーは覚えてます。
この時期、私の商売は書入れ時なハズなのですが
どういうわけかヒマな時間が出来てしまいました。
ま、不景気というヤツなんでしょうが気にしません。
それより気になるのは来年のJAM・・・・(大爆笑)、
オーダーを受けている架線柱。
ここ最近風邪で調子がわるかったので、保留にしておいた
レールの処理を実験です。
どういうわけか手元にゴッソリあるPC枕木のPECOのCODE55です。
実は、まだ手元に届いて無い方の数量がたくさんあったりしますが、
気にしません。(^^;
で、うみ電・・・もとい、ハコ電チームで話題になっている劇薬がこれ。
色からすると銅とか鉄の感じですが(?)英文をチョット読むと
アンモニアが含まれているそうです。
こうなると、劇薬チックなイメージが先行してしまって処分に困っちゃいます。
でも、世の中上手く出来ています。
ネットで調べると、ジャンジャン出てくるじゃないですか、ご紹介の記事が♪
なので私も漏れず実験+ご報告。
手前のが処理したヤツで、奥がデフォルト・・以上、報告おわり。
これじゃ、チョット面白くないので、別のレールで突っ込みます。(^^;
ただ単に途中経過の写真を撮らなかったと言う理由です。
先ず、レールを溶液にヒタすのが良いんでしょうけど、そんな長い容器ありません。
なので、刷毛なんかで塗る作戦でやってみます。
刷毛なんてモノを特別に用意しなくても、手元に使い古した歯ブラシがあるので
それを使いました。
実は、ペンキなんかで使うような刷毛や塗装のフデを使うと、毛を押さえている
金属も腐食しちゃうので注意が必要なんです。
画像には2本写ってますが、どちらも同じ条件・・歯ブラシでチョイチョイした直後。
塗りムラが無いように・・ムダに垂らさないようにナデナデしているうちに数分経過。
お!早くも変色!! リンゴの酸化に似た感じですが、
溶液を多く塗ったところほど黒くなります。
最初に塗ってから10分くらい経ちましたが、ドップリと溶液に浸したわけではないので
これ以上の化学反応は進みにくいような雰囲気です。
もちろん、まだまだ変色は進むでしょうけど、とりあえずヨシとして
ティッシュでふき取ります。
見事に黒くなりました。
当然、ティッシュも黒くなったので、レールの洋白(ニッケル・シルバー?)が
この溶液と反応して酸化した(錆びた)そのカスが固体となって取れたのでしょう。
このときに拭き取った溶剤にはレールの洋白のうちの何か(ニッケルか?)が
溶けて含有しているはずなので、非常に危ない雰囲気ですので排水溝なんかに
ザーッと大量に流してしまうのはヤバイかもしれません。
私は、ティッシュで燃えるゴミ行きです。
レール側は良くふき取った後、洗面所に行って歯ブラシでゴシゴシ。
残った溶液と比較にならんほどの大量の水で流せば大丈夫でしょう。
何よりも容器の説明書きにそう書いてあります☆英語ですが(^^;
ステンレスシンクではやめておいたほうが無難でしょう。
変色はしなくても表面の保護皮膜がムケて弱くなることが考えられますね。
水気をきれいにふき取って・・これでもまだ黒いカスが拭き取れてますが
素手でゴシゴシやってもべっとり付く程ではないですので良しとします。
で、当然、様子見。
おー!
いいじゃん。
走行通電テストも合格だし♪
いいねぇ~・・・、よし。
DD16 ウェザリングしよう♪
<2010年12月12日 追記>
この作業は室温16度でマイクロエンジニアリングカンパニー社製
「レールウェザリングソリューション」 #49-103 (販売さかつうさん)を原液で使った
ご報告です。
その他詳しい記事はお友達の江ノ字さん(趣味なんだってば~)や
湘南ジオラマさんの同時期の記事を参考にして下さい。
恐らく原液そのままドップリで使用されています。・・・よね?(^^;
<追記終わり>
勉強嫌いなのに実験が好きなヤツ、クラスに一人はいたはずです。
その一人が私、特に化学の実験・・「○○を5ミリリットル・・バーナーで・・」なんての。
化学式なんかアタマには無いですが、バーナーは覚えてます。
この時期、私の商売は書入れ時なハズなのですが
どういうわけかヒマな時間が出来てしまいました。
ま、不景気というヤツなんでしょうが気にしません。
それより気になるのは来年のJAM・・・・(大爆笑)、
オーダーを受けている架線柱。
ここ最近風邪で調子がわるかったので、保留にしておいた
レールの処理を実験です。
どういうわけか手元にゴッソリあるPC枕木のPECOのCODE55です。
実は、まだ手元に届いて無い方の数量がたくさんあったりしますが、
気にしません。(^^;
で、うみ電・・・もとい、ハコ電チームで話題になっている劇薬がこれ。
色からすると銅とか鉄の感じですが(?)英文をチョット読むと
アンモニアが含まれているそうです。
こうなると、劇薬チックなイメージが先行してしまって処分に困っちゃいます。
でも、世の中上手く出来ています。
ネットで調べると、ジャンジャン出てくるじゃないですか、ご紹介の記事が♪
なので私も漏れず実験+ご報告。
手前のが処理したヤツで、奥がデフォルト・・以上、報告おわり。
これじゃ、チョット面白くないので、別のレールで突っ込みます。(^^;
ただ単に途中経過の写真を撮らなかったと言う理由です。
先ず、レールを溶液にヒタすのが良いんでしょうけど、そんな長い容器ありません。
なので、刷毛なんかで塗る作戦でやってみます。
刷毛なんてモノを特別に用意しなくても、手元に使い古した歯ブラシがあるので
それを使いました。
実は、ペンキなんかで使うような刷毛や塗装のフデを使うと、毛を押さえている
金属も腐食しちゃうので注意が必要なんです。
画像には2本写ってますが、どちらも同じ条件・・歯ブラシでチョイチョイした直後。
塗りムラが無いように・・ムダに垂らさないようにナデナデしているうちに数分経過。
お!早くも変色!! リンゴの酸化に似た感じですが、
溶液を多く塗ったところほど黒くなります。
最初に塗ってから10分くらい経ちましたが、ドップリと溶液に浸したわけではないので
これ以上の化学反応は進みにくいような雰囲気です。
もちろん、まだまだ変色は進むでしょうけど、とりあえずヨシとして
ティッシュでふき取ります。
見事に黒くなりました。
当然、ティッシュも黒くなったので、レールの洋白(ニッケル・シルバー?)が
この溶液と反応して酸化した(錆びた)そのカスが固体となって取れたのでしょう。
このときに拭き取った溶剤にはレールの洋白のうちの何か(ニッケルか?)が
溶けて含有しているはずなので、非常に危ない雰囲気ですので排水溝なんかに
ザーッと大量に流してしまうのはヤバイかもしれません。
私は、ティッシュで燃えるゴミ行きです。
レール側は良くふき取った後、洗面所に行って歯ブラシでゴシゴシ。
残った溶液と比較にならんほどの大量の水で流せば大丈夫でしょう。
何よりも容器の説明書きにそう書いてあります☆英語ですが(^^;
ステンレスシンクではやめておいたほうが無難でしょう。
変色はしなくても表面の保護皮膜がムケて弱くなることが考えられますね。
水気をきれいにふき取って・・これでもまだ黒いカスが拭き取れてますが
素手でゴシゴシやってもべっとり付く程ではないですので良しとします。
で、当然、様子見。
おー!
いいじゃん。
走行通電テストも合格だし♪
いいねぇ~・・・、よし。
DD16 ウェザリングしよう♪
<2010年12月12日 追記>
この作業は室温16度でマイクロエンジニアリングカンパニー社製
「レールウェザリングソリューション」 #49-103 (販売さかつうさん)を原液で使った
ご報告です。
その他詳しい記事はお友達の江ノ字さん(趣味なんだってば~)や
湘南ジオラマさんの同時期の記事を参考にして下さい。
恐らく原液そのままドップリで使用されています。・・・よね?(^^;
<追記終わり>
2010-12-10 00:53
コメント(7)
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ちょっと気になったので翻訳サイトで調べてみると
「フッ化アンモニウム」「第二銅硝酸塩」「亜セレン酸」と言う語句が出てきたので・・
多分「亜セレン酸第二銅硝酸塩フッ化アンモニウム」ではないかと思う。
つまり、ヤヤコシイのでWIKIってみます。(^^;
by D-MIURA (2010-12-10 03:38)
なんか最近NなのかHOなのかよく判らない、やま電チームという噂が・・・(笑)
おっと、本題。
なるほどコレが例の劇薬ですか。
容器の中身を見る限り綺麗な色してますが毒性が強いのですね。
美しいホニャララほど何とやらみたいな。
体調崩していたみたいですがもう大丈夫ですか?
by りょう (2010-12-10 22:17)
りょうさん おばんです!
あれ?来年のJAMはHOじゃなかったっけ?(爆笑)
おかげさまで体調は回復、寝すぎて強烈な寝違え起こしました(^^;
はい、本題。
そうです、これがまさに劇薬です。
隣のスコットさんに翻訳してもらうと・・・
1.事前に対象物を脱脂して洗浄すること。
2.塗っても、浸してもよい。
3.本剤1に対して水2で希釈してもよい。
4.濃度と接触時間を調節して目標達成時にすぐ水で洗え。
5.万が一目に入ったら大量の水で洗って、救急車呼べ。
6.こんな危ない表記のものは良い子は使うな。
だそうです。
実家の化学専攻だった年寄りに聞くと・・
「水で薄めて良いんだったら、
大量の水で処分しても問題ないんじゃないか?
ブクブクと泡が出るんだとしたら、アンモニアか水素か?
まー、良く換気しなさい。中和するなんてことはできんだろう。」
と言う、非常に玄人っぽい大雑把な回答でしたので
絶対に飲まないで下さい(爆笑)
私は素手で触っちゃいましたが、なんてことはありません。
ちょっとビビリましたが痛くも痒くも熱くも無かったです。
あれ? おれなんでこんなに事細かに説明してんだろ(^^;
by D-MIURA (2010-12-11 19:19)
なるほど、飲んではいけないんですね。
「黒くなったらしばらく水に浸けておけばいいらしい」 と言うヒントを基に、ハコ電チームは、カンで使っていました。
普通にシンクに流して捨ててましたし。
今のところ、問題は発生していませんので、大丈夫ですよね?(^^;
by 江ノ字 (2010-12-12 01:08)
江ノ字さん おはようございます♪
最近、10時くらいには寝てしまって今頃寒くて目覚めます。
なんたる老体ぶり(爆笑)
黒くなったらしばらく水に・・とは良く分かりませんが、危険性を気にすると
呼吸すら怖くなってしまうので、ビクビクせず堂々と作業して下さい。
問題になるのは大量に同じ場所で消費した時に、明らかになるはずです。
例えば、塗装みたいに・・・・同じブースで毎日やればゴテゴテに付くでしょ?
原理は違うけど同じ要領ですので、今問題なければ大丈夫でしょう。
環境問題は下水処理場にお任せするとして、川への廃棄は厳禁です。
そうそう、希釈して使えば多分使いやすいですよ。
セッカチな人は原液ドップリが良いでしょうけど、あっと言う間になくなっちゃいます♪
by D-MIURA (2010-12-12 03:47)
おお~~ クワバラクワバラ(ぶるぶる;;)
ウチのようにとりチャンやハムスターなどの小動物を飼われているご家庭では
要注意ですね
ペットがいらっしゃるご家庭では窓全開で別室で
人間は…・・
換気十分に 余裕があるならば N95あたりのマスクをしてでしょうか。。。。
今は必ず浄化槽がありますし 下水道が完備していますから^^
そこいらに捨てるということが問題外ということは
いうまでもありません
あしからず
使用中 換気するに越したことはありません
ご自身のため
失礼いたしました^^
by きいろすずめ (2010-12-12 22:13)
きいろすずめさん おはようございます。
最近寒くて目覚めが早い・・?ので(爆笑)
ご指摘ありがとうございます!
そうなんですよね、小動物には至極応えます。これ、マジで。
ウチにはゴジラだとかガメラみたいな名前の昆虫(?)くらいしか
いませんが、実家には金魚ちゃんがいます。
食べる魚も大好きなので、こう言うのは非常に気を遣ってます。
特にお隣の県では過去に大きな公害やってますから・・(怖)
実はこう言う処理に困るので、エッチング作業は断念しちゃってます。
あ~、やってみたい♪ エッチング。
by D-MIURA (2010-12-13 03:59)