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緩和曲線のススメ1 [やってみた]

皆様、ごぶさたしております。
このご時世トレンドも早く、インスタやツイッターなんかの
SNSに流されてしまってますが、
ちょっと緩和曲線の実験から。

3年前の今頃の話ですが、ふと思い立って作ってみたんです。


とにかく実験せねばわからん。


常日頃から気にしながら鉄道模型をイロイロ見てきてたんですが
タイトルにあるように、緩和曲線ですよ。

緩和曲線って詳しくは色々あるんですが、
直線部分からいきなりカーブに入ると遠心力が急激にかかるので
それを緩和させるための「じわー・・っと曲げる」曲線のことです(^-^)

たまに、緩曲線と混同される方がいらっしゃるのですが、
それは俗にいう大カーブなのでお間違えの無きよう。

まず、思い立った時は3年前ではなくて、今から実に6年も前・・
その時に撮った記録がこれです。

191002-1.jpg

左側のコンテナのある複線がKATOの最大半径のレールで
R480とR447ですね。

手前側に直線部とカントのアプローチが入ってます。

で、なんとなく手元にあったPECOのフレキシブルレールを
なんとなく手で曲げて緩和曲線チックに仕立ててみたのが
右側の683系6両編成が載ってる線路です。

191002-2.jpg

一応この段階で目途はついていたのですが、
緩和曲線長はおおよそ2~3両分(30~50センチ)
目標半径はそのKATOの最大半径480R
オフセットはKATOの複線規格に合わせて33mmの倍数
エンドレスを簡単に組めるように・・・
ってイメージでした。

で、ある程度適当に計算しながら
R3000からはじめてR2040、R1500、R960、R480に段階的に
半径を減少させるカーブでCAD作図をやっていたんですが
3年前の2016年前後はパソコンは不調のおかげで
色々記録がぶっ飛んでまして・・図や写真が残っていません(^^;

辛うじて残っていた画像がこれ。

191002-3.jpg

左の3両が載っているパネルと、右側のパネルが
左右対になって同じ寸法で、カントはKATOの規格に合わせて
全域一定につけてあります。

内側の線形は単純にそのまま33mmで平行にしただけです。

なかなかその緩和曲線の効果のほどを模型として目にする機会がなくて
「線形書くのも施工するのも面倒なんだけど、どうなんだろ?」と
半ば大した影響もないんだろ・・くらいの気持ちで作っていたんです。

実際の線形は道路にも線路にもジェットコースターにもあって
かなり重要な要素であることは、職業柄知ってたいわゆる常識だったので
まぁやってみようと。

カントを付けるための木工やら、図面の書き写しやら
地味なお楽しみ要素はあったんです。
せめてメモでも残っていればよかったんですけど、
幸いにしてビデオデータだけはYouTubeに残っていたので
どうぞご覧くださいませ。



なふほど・・見返してみて、われながら良い記録を残したんだな・・と
自画自賛♪

YouTubeの解説欄にも書いたんですが、予想以上の出来のよさ。

なるほど、リアルに見える挙動の要素としては、かなりのウェイトを占めてますね。
わかったわかった・・なるほど。

と、次の実験に向けての計画は脳内で進行して、現在3年目。
上手いこと行かんかなぁ~(自分に期待してる)


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